2020年3月16日月曜日

電話応対の常識は「非常識」

今年2.22に書いた
「参考になさってください」
の記事に関連して、読者の方からメールをいただいた。

簡単に言うと、一部の教師の電話対応が常識外れでひどすぎるという御指摘である。

メルマガ読者の中の教師の皆様が嫌な思いされないように、老婆心ながら以下にチェック項目を示してみる。

1 電話口で、管理職含めた同僚教師のことを「〇〇先生」と呼んでいる
2 電話を受けたが近くに該当者がいないため、「お待ちください」といって一旦保留し、何分も待たせている
3 会話が終わったら、即座に電話を切っている
4 電話を切る時に、そのまま受話器を電話機に置いて切っている。

「今更こんなこと」と思う方も多いとは思うが、若い内に教えてもらわないと、いつまでも「未知」のままである。
未知なのは本人の罪ではなく、教えない周りの罪である。(子どもに対する時と同じである。)
以下、一応の正解を示す。

1 外部の人との電話口において、同僚は管理職であっても呼び捨てをする。
2 「〇〇が現在近くにおりませんので、後ほどこちらからおかけ直しさせて頂いてもよろしいでしょうか?」と伺う。
3 会話が終わってから、数秒の間を空けてから電話を切る
4 切る際は、音がしないように、手でフックをゆっくり押してから、受話器を置く。

全て当たり前のことだが、意外と知らないものである。
特に現代は、家に携帯電話しかない、あるいは携帯電話のように一体型の電話しかない、ということが結構ある。
そうすると、受話器と電話機本体が別々にある(公衆電話のような)型のものは、使ったこともないということになる。
また今は携帯電話が基本なので、他人宛の電話を受ける機会は、実際の職場に出るまでないかもしれないのである。

当然、使い方も応対の仕方も、知らない。
電話応対の常識は、若い人にとっては「非・常識」の事柄である。
そうなると、教えるのは、職場の先輩の責務である。

また,自身の電話応対ではなく、職場で他に電話応対中の人がいる時のマナーもある。
この時に、次のようなことをしてしまっているとしたら、要注意である。

×おしゃべりをして大声で笑っている
×子どもの話など、個人情報や守秘義務の情報が洩れる会話を近くでしている
×印刷機や掃除機など、会話に支障がありそうな騒音の出る機器の作業

要は、誰かが電話中は、静かにするのがマナーという当たり前の一点である。

今更すぎる話だが、特に若い人によっては役立つかと思ったので、紹介してみた。

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