新年1本目ということで、目標達成に関する話。
ここまで、毎年様々な変化があった。
自分の中でずっと残っている変化は何かというと、習慣化されたことである。
新年に目標を立てる人は多いと思うが、そのためには、習慣化が命である。
原田隆史先生主催の「東京教師塾」で学んだことだが、目標の習慣化には手入れが必要である。
原田先生の手法は、あの大谷翔平選手も、五郎丸選手も学んで実践しているもので、その効果はお墨付きである。
(余談だが私が受講中、大谷選手が同じ場に参加している回があった。
野球に疎い私は、その時大谷選手のすごさを知らなかったのが残念無念である。
「どうも、野球選手らしい」ぐらいの残念な認識である。
価値を知らないというのは、学びのチャンスを逃す。)
大変だが具体的に必要な最低限の手入れ行為は、毎日振り返りの日誌を書くこと。
目標に対して近付いているか、日々軌道修正ができる。
これがかなり大変なのだが、これ無しに目標達成は難しい。
すべてが運任せになる。
習慣化できたことであれば、自動で目標に近付く。
習慣化すると、苦痛も全く感じない。
例えば私は毎朝「体幹運動」というものを10分程度する習慣があるが、かれこれ10年続いている。
毎日決まった運動をするというと、拒絶反応を示す人も多いが、習慣化すれば楽勝である。
むしろ、やらないと気持ち悪くなる。
私は、例えば宿泊研修先や旅行先でもやる。
修学旅行や宿泊学習の時の朝も、一人密かにやっている。
当然、元日もやる。
高熱などの病気の場合を除き、基本的に例外はない。
それぐらい習慣化すると、体型はそのままに好きなものを食べて生きていける。
幸せである。
私は「食べること」がかなり幸せを感じる瞬間の上位にあるので、ここは外せない。
しっかり食べて幸せ感があるから、他のこともがんばれるという理論である。
メルマガも同様。
書くことが習慣であり、苦痛は全くない。
ただ、他にも色々やりたいことがあり、時間的制約があるので、2日に1回発行なだけである。
(時間に余裕が作れるなら毎日書きたい。)
私が考える習慣化のコツは一つ。
今この瞬間から目標に近付いていることを想像して、楽しむことである。
自分の目標の姿を想像して、そこに一歩近付いていることを実感する。
もう一つ。
向いていることは、習慣化がしやすい。
そうでないことは、難しい。
それを見つけるためには、色々チャレンジすることである。
おせち料理と同じで、少しずつでいいから、色々食べてみる。
想像と違った味のものもあるが、これは食べてみないとわからない。
特に「これは苦手だろう」と思ったものの中に、食べてみると意外とヒットがある。
明日できることなら、今日からできる。
何か目標があるなら、そこに近付く習慣行為を元日に始めることがおすすめである。
2017年1月1日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
前号の続き。 教師にとっては、結構知っておくべき「大切」な事ではないかと思う。 (そして、教師以外の人々には本当にどーでもいい話題であるかもしれない。) 例の如く野口芳宏先生よりずばり。 「課題」は出されたもの。 「問題」は感じたもの。 つまり、教師から与えたものが「学習課題」。...
0 件のコメント:
コメントを投稿