修学旅行で、子どもから「隣の部屋から音がして眠れません」と言われたとする。
実際に、その子どもの部屋に入って静かにしていると、確かに隣からかすかな物音がする。
消灯の時刻はとうに過ぎている。
さて、どう対応するだろうか。
「隣の部屋に注意に行く」というのが普通だろう。
もっとさわやかな切り返しの仕方はないだろうか。
子どもの将来を見据えた切り返しの仕方は何だろうか。
これは、先日船橋のセミナー講師として来ていただいた野口晃男先生が「校長講話」というコーナーで取り上げた、実際にあったことのトピックである。
(『校長室の窓から(別冊)』P.37より改変して引用)
詳しくは述べないが、簡単に言うと「小さなことを気にならない人間になること」の方がよほど大切ということである。
今年もついに終わる。
来年は、もう少し人間的に大きくなりたいと願う。
2016年12月31日土曜日
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