最近感銘を受けた、次の本を紹介する。
『自尊感情が育つ元気教室』
https://www.amazon.co.jp/dp/4759220372
園田雅春著 解放出版社
まえがきにある、次の一節が光る。
「一人の子どもを粗末にするとき、その学校その教室は光を失い、その地域は未来を失う」
この言葉は、多くの現場の教師の胸に厳しく刺さる。
学校では、どうしても全体として進めなくてはならない場面が多く、ここに苦悩する。
「私は一人も粗末にしていない」と胸を張って言うのは、かなり勇気のいることである。
しかしながら、ここをクリアしない限り、時代が求めている教室にはならない。
一人たりとも、見捨ててはいけないのである。
一人を見捨てる教室は、全員を見捨てる教室である。
個を大切にする一方で、「チーム」として目標を達成するよう成長させる。
「個か全体か」ではなく、「個も全体も」が求められるのが難しいところであり、肝でもある。
個と全体は、数珠のように連動しているからである。
学校の具体的な場面でいうと、どんな場面が当てはまるか。
長くなったので次号。
2017年1月19日木曜日
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