2018年10月8日月曜日

自分を捨てて働く

休み明けにだるくなってしまうということについて。

私自身は、これが平気な方である。
しかし、初任の頃から数年は、だめだった。

なぜなのか、考えみた。

一つ目は、生活習慣。
若い頃は休みだからと休日前の夜更かし、朝寝坊をしていた。
当然、月曜日や休み明けはだるくなる。
誰でもわかっていることだろうが、これはある。

きちんと寝ているのにだめな時もあった。
なぜか。
不安だからである。

具体的には、毎日授業で何をやればいいのかわからず不安だった。
行事があると、その準備もあり、不安だった。
見通しがないからである。

もう少し突っ込んで考えてみると、ベクトルが自分に向いているからである。
自分のことばかり考えていると、不安だらけになる。

発想を変えてみる。
何のために仕事に行くのか。

私のために仕事は存在していない。
私のために学校は存在していない。
当たり前である。

仕事があるから、私の働く場が与えられる。
つまりは、働けることは、社会のためである。
そこを通しての自己実現なのだが、兎にも角にも社会のためである。

そう考えると、仕事は人を喜ばせるためになる。
自分が人のお役に立てる。
有難いことである。

そんな簡単でないことはわかっている。
しかし、考え方は、肉体と違い、一瞬で変えられる。

世の中のために自分を働かせる。
まして教職は、子どもの成長に貢献できる。
人様に喜んでもらえる上に報酬までいただけるなんて、有難いことである。

「自分を捨てる」というのは、自己犠牲ではない。
自己を最も生かす道のことである。

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