2018年10月6日土曜日

教育実習を自分の成長に生かす

10月、教育実習がまた始まる。
大変なことばかりではなく、むしろメリットの方がはるかに多い。
以下、思い付くままに列挙してみる。

一つ目。まず、子どもがいつもより見える。
見えない面が見える。
年齢の近い実習生相手だと、子どもの対応が違う。
普段言わないようなことを言ったり、やったりする。
真面目だと思ってた子ども、大人しいと思ってた子の素が見えたりする。
高学年は悩みを打ち明けることもある。
実習生から、貴重な情報が得られることもしばしばある。

二つ目。自分の指導の粗が見える。
実習生が話し方から何から何までそのまま真似するため、自分の指導のまずいとこがよく見える。

三つ目。当たり前だと思っていたことに気付ける。
実習生から「なぜ?」「何のため?」をたくさん問われる。
まっさらな視点から見てくるので、教育活動そのものの意味を考え直せる。

四つ目。子どもの自主性が育つ。
実習生を送る会を計画しようという話になる。
まず、リーダーが登場する。
更に企画力や協力する気持ち、人を喜ばせようとする気持ちを育める。

五つ目。一つ目に似ているが、担任からは見えなかったその子どもの良さに気付けることがある。
子どもの能力は、相手によって引き出されるものが変わるというのがよくわかる。

六つ目。子どもの運動欲求を満たせる。
部活動を現役でやってることが多く、特に高学年の活発な子どもの遊び相手として最高。

七つ目。特技を授業に役立てられる。
特技や趣味をもっているので、それを活用する場面を作ると、本人も生きる上に授業にも役立つ。
例えば昨年度は四年生の国語の授業で、落語研究会の学生に落語を実際にやってみせてもらった。

まだまだあるが、とにかくメリットが多い。
大変なことには、価値がある。
自分自身も学ぶ機会だと思い、共に学びたい。

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