2018年8月29日水曜日

「やる気ない」「つまんない」にどう切り返すか

切り返しの技術というか、知識と心構え。

子どもの大きな声での
「やる気ない」「つまんない」
にどう対応するか。

普通に考えると、単なる嫌な感じの子どもである。
あらゆる言動には、真意、意図がある。
表面的に捉えると失敗する。

変換である。
スペースキーを押すように、言葉を変換すればよい。
(以前紹介した、反抗期の
「うるせえくそばばあ」

「わかっているから、放っておいてね。」
の変換イメージである。)

一番考えられるのは、
「つまらない」のではなく、「できない」ということ。
人間には、自分にはできない、手に入らないと思うと、その対象に価値がないと思い込もうとする習性がある。
イソップ童話の「酸っぱい葡萄」の話である。

要は、その課題に対し、苦手だから、逃げている訳である。
「やる気がない」と言っておけば、それは自分の実力のせいではないという言い訳になる。
「つまんない」と言っておけば、それは相手のせいにできるので、これも言い訳になる。

これはすべての「攻撃的な人」にも当てはまる。
自分の弱点をつかれるのが怖いから、必死に相手を攻撃する。
自信がないのである。
弱い犬がよく吠えるのと同じである。
本当に強い人は(あるいは犬でも)、穏やかである。

言葉を表面的に捉えないこと。
言葉とは裏腹なことが結構ある。
「さすが〇〇さんですね」と言いながら、陰で馬鹿にしている人もいる。
逆に「嫌い」と言っている相手が、意外と好きだったりもする。
表面と中身は、違うのである。

冒頭の「やる気ない」には、さり気なくフォローを入れる。
自信をなくしているので「上手い」「できてる」などのプラスの言葉がけが必要である。

「つまんない」への対応は色々あるが、『切り返しの技術』定番
「つまらないなら、もっとつめて!」
という手ある。
中身がなくてスカスカなのは自分なのだから、自分で詰めて解消するのである。

反抗的だったり嫌な態度の子どもに対応する時は、真意まで見た上で対応したい。

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