「サンタクロースはいるの?」ということについて、昨年度記事を書いた。
http://www.mag2.com/p/news/231275
「キリスト教徒でもあるまいし、クリスマスは関係ない」と尖っていた若かりし頃が懐かしい。
クリスマスというイベントも、もはや定着の感というより、常識レベルである。
ハロウィンも定着の感はある。
しかしクリスマスがハロウィンと決定的に違うのは、他の幸せを願う点である。
ハロウィンはややもすると「コスプレパーティー」の様相を呈しており、それはハロウィン本来の趣旨とも全く違う。
行事は、本来の趣旨や願いを考えることが大切である。
クリスマスも誕生日も「ケーキとプレゼントの日」ではない。
それは付随するものである。
本来の趣旨は、別にある。
誕生日は生まれてきたことを祝う日であり、ある程度の年齢になれば親や祖先に感謝する日でもある。
クリスマスは、本来はキリストの生誕祭。
キリスト教徒にとっての日であることには異論をはさむ余地がない。
しかし、広く受け入れられている趣旨としては、他人の幸せを願う日という方が合う。
「他人の」がポイントである。
自分ではない。
自分の幸せは普段から願っていればよい。
クリスマスぐらいは、せっかくだから他人の幸せを願う日と考える。
そう考えると、クリスマスも宗教とは関係なく意味のある日になる。
他人の幸せと自分の幸せの境目はどこにあるのか。
サンタクロースの精神には、見習うべきところがある。
2017年12月23日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
前号の続き。 教師にとっては、結構知っておくべき「大切」な事ではないかと思う。 (そして、教師以外の人々には本当にどーでもいい話題であるかもしれない。) 例の如く野口芳宏先生よりずばり。 「課題」は出されたもの。 「問題」は感じたもの。 つまり、教師から与えたものが「学習課題」。...
0 件のコメント:
コメントを投稿