2017年12月23日土曜日

クリスマスは他人の幸せを願う日

「サンタクロースはいるの?」ということについて、昨年度記事を書いた。
http://www.mag2.com/p/news/231275

「キリスト教徒でもあるまいし、クリスマスは関係ない」と尖っていた若かりし頃が懐かしい。
クリスマスというイベントも、もはや定着の感というより、常識レベルである。

ハロウィンも定着の感はある。
しかしクリスマスがハロウィンと決定的に違うのは、他の幸せを願う点である。
ハロウィンはややもすると「コスプレパーティー」の様相を呈しており、それはハロウィン本来の趣旨とも全く違う。

行事は、本来の趣旨や願いを考えることが大切である。
クリスマスも誕生日も「ケーキとプレゼントの日」ではない。
それは付随するものである。
本来の趣旨は、別にある。

誕生日は生まれてきたことを祝う日であり、ある程度の年齢になれば親や祖先に感謝する日でもある。

クリスマスは、本来はキリストの生誕祭。
キリスト教徒にとっての日であることには異論をはさむ余地がない。
しかし、広く受け入れられている趣旨としては、他人の幸せを願う日という方が合う。
「他人の」がポイントである。
自分ではない。
自分の幸せは普段から願っていればよい。
クリスマスぐらいは、せっかくだから他人の幸せを願う日と考える。
そう考えると、クリスマスも宗教とは関係なく意味のある日になる。

他人の幸せと自分の幸せの境目はどこにあるのか。
サンタクロースの精神には、見習うべきところがある。

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