前号に続き、元気に働くことを考える。
栄養と運動について。
栄養と運動は睡眠とも連動する。
適量を食べていれば頭も身体もよく働くので、運動をやろうという気にもなる。
よく動けばお腹が早く空くので、夕飯も早くなり、寝るのも早くなる。
全てが好循環する。
逆に言えば、三つの内のひとつが詰まることで、全てが詰まる。
食べ過ぎれば寝つきが悪くなり、体を動かすのが億劫になる。
寝るのが遅くなれば何もかもが面倒になる。
そう考えると、3つの内、運動は一番捨て置かれがちである。
運動をしなくても、今すぐ直接的な害悪は出ない。
その代わり、運動の不足だけは、蓄積していく。
睡眠や栄養と違い、負債の返済が難しい。
これはこれで怖いことである。
どこから手を付ければよいか。
学校の教員というのは、割と栄養面については何とかなっている。
例え食事を作らない一人暮らしの人であっても、無敵の「給食」があるからである。
気合いの入った運動は、栄養と睡眠が揃ってからでもよい。
学級担任であれば、運動しないで過ごす方が難しい。
歩くことを意識的に増やすだけでも十分である。
そう考えると、やはり、睡眠の一点集中である。
教員の健康を蝕むものへの対策としては、睡眠不足の解消を筆頭に挙げるべきである。
つまりは、早く帰ることである。
〆切をつけて、早く帰る。
無理矢理にでもそうなる工夫をする。
(実際、そうさせてもらえない状況に追い込まれていることは百も承知での提言である。)
健康の3大要素を考えても、やはり教員にとって最優先事項は睡眠であり、退勤を早くすべし、という結論である。
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