自分のいる地方の研究会で、子どもを読書好きにする、ということをテーマに話し合いがあった。
読書好きにする、というのは、なかなか難しい。
自分自身は本が好きな方に入ると思うが、なぜ読むかと聞かれたら、「好きだから」としか答えようがない。
ラーメンを食べるのと同じ動機である。
栄養価とか体のためとかは、あまり考えていない。
(むしろ、そこを中心に考えると、夜遅くに食べることは有り得ない。)
本を読まないとどんな悪いことがあるのか。
悪いことはない。
ただ、読むと世界が広がることだけは間違いないように思う。
「財団法人 出版文化産業振興財団」が2010年に調べた『現代人の読書実態調査』によると、
成人が1ヶ月に読む本は
0冊・・・24%
1冊・・・29%
2冊・・・19%
3,4冊・・・18%
5冊以上・・・10%
である。
ざっくり見ると、成人の半分は1ヶ月1冊以下である。
日々本を読む習慣があるというのは、意外と珍しいということになる。
(ちなみに「読書量が一番少ないのが30代」だそうである。)
生涯を通して本を読むようになるきっかけをつくれたら、それは教育として効果があったといえる。
何かいい方法があったら、ぜひ教えていただきたい。
2014年7月11日金曜日
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