今回は「日本を美しくする会」の鍵山秀三郎氏の講演から。
「教化より感化」
どうしても「教える」ということに力を注ぎがちである。
しかし、教えて相手が変化するのは「教化」であり、定着しにくい。
一方、相手が感じて変化するのが「感化」であり、これはしっかり身に付く。
「主体変容」と「率先垂範」の大切さは、この感化にある。
子どもは、大人の背中に学ぶ。
口先だけでは相手は変わらないということである。
そして、感化力は、その人のために払った犠牲の量と質に比例する。
具体的には「子どもに同情されるぐらい」が良いとのこと。
それぐらい徹底的に尽くすと、感化力が高まる。
言うは易く行うは難しで、なかなかできないからこそ、価値が高い。
教える力以上に、感化できる力を高めたい。
2014年4月25日金曜日
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