2011年4月11日月曜日

基本力をつける

「基本力」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
中谷彰宏氏の著作の中で知った言葉で、造語である。

中谷氏は、女優さんのオーディションを例に、基本力について述べている。
オーディションにおいて、審査員の前ではみんな笑顔である。
ここで、差はつかない。
しかし、審査員の前に出てくる時や終わって退場する時、ここで差がつくのだという。
特に「ハイ、ではこれで」と言った後は、気が抜ける。
ここで笑顔がなくなる人がほとんどなので、ここを見るという。
基本が笑顔な人は、ここでも笑顔である。
控え室でも、笑顔である。
作りものでない実力が、ここにある。
これが、基本力である。

私は、学級で市民縄跳び大会に参加するにあたり、次のような指導をした。
強いチームは、見ただけで分かる。
いつも落ち着いている。
マナーがいい。
他のチームが跳んでいる時に、無駄なおしゃべりをしない。
跳んでいない時に、差がつく。
そういう話をした。
大会当日は、どの子どもも大変立派な態度で臨んでいた。

基本力の話は、他のあらゆる場面で適用できる。

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