2011年4月7日木曜日

黄金の3日間 その2 システム作り

社会には規則やシステムがあるから、快適に過ごせる。
警察に切符を切られるのは嫌かもしれない。
しかし、交通ルールがなかったら、危なくて外を歩くこともできない。
学級で快適に過ごすためにも、一定の規則やシステムは必要である。

学級開きの際にとりあえず決めておくものは何か。
私は、TOSS代表向山洋一氏の著作の中にある「担任不在でも、子ども達だけでとりあえず学級で一日過ごせる状態」を考える。

何をまず決めるかというと、当番(日直・給食・係等)活動システムである。
担任が急用で不在になった。
朝、誰が電気をつけ、窓を開けるのか。
朝の会は誰がスタートさせるのか、どういうメニューなのか。
1時間目までこなかったら、何をして過ごすのか。
給食は誰が準備するのか。
クラスのリーダーは誰なのか。
そういうことを、想定してみる。
すると、子ども達だけで学級を運営する状態が想像できる。
これに沿って、自分の目指す学級に向かう為のシステムを考える。

加えて、宿題、給食のルール、連絡帳、忘れ物をしたらどうするかなど、細かいことをきめていく。
大枠さえ作ってしまえば、あとで修正することは可能である。
とにかく、大まかでいいので、作ってしまうことが大切である。
無策が一番いけない。

次号、授業について述べていく。

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