2018年6月17日日曜日

やる気スイッチを入れる極意

前号で日誌を例に、日誌や継続することの大切さを書いた。

しかし、あれだけ実績を知っていても、大抵の人は、やらない。
大谷選手がやっていると知り、効果てきめんとわかっても、まず、やらない。

なぜなのか。

答えは、
「やる気が出ないから」
である。

正確に表現すると
「最初の1歩目が出ないから」
である。

やる気スイッチが入らないのである。
そこで、先日「中谷塾」での中谷彰宏先生から学んだ言葉を紹介する。

「やる気は、5分後にやってくる。」

この言葉が、実はやる気スイッチを入れる「極意」である。
私も飯村友和先生との共著
『やる気スイッチ押してみよう!』
https://www.amazon.co.jp/dp/4181646149
の中で、学校における教師と子どものやる気スイッチを入れるための様々なアプローチを紹介した。

どの手法であれ、突き詰めるとどれも「とりあえず、やる」が全てである。
本を読んで「やってみよう!」と思ったことを最速でやってみることである。
「感動は生もの」なので、始める時は早ければ早いほどいい。

日誌だったら、気合いを入れないで、とりあえず5文字書いてみることである。
5文字書けば、もう少し書きたくなってしまう。
結果的に、書き続けている自分に気付くはずである。

ここがわかると、やる気スイッチを「入れない」ための方法もわかる。
「うまくいかない・できない理由をあれこれ考える」である。
最たるものは「時期」や「年齢」に関する言い訳である。
「まだ若すぎる」「もう年を取りすぎている」の両極である。
極論、「ちょうどいい時期」というのは、人生において「今」この瞬間以外に存在しない。

そういえば中谷先生がある本の中で
「本を最後まで読んでるようでは、情熱が足りない」
というようなことを書いていたのを思いだした。
「これ読んでる最中に今すぐ本を放り出して動け」
ということである。

それぐらい、行動がすべてということ。
やる気がしないでも、やる。

それには、師の野口先生の提唱する「他律的自律」が効果的である。
何かに属し、やらざるを得ない状況に自分を追い込む。

サークルに入るのもいい。
セミナーに参加するのもいい。

とにかく、人が集まる場に出向くことである。
そうすれば、必ず何かがかわる。

行く前は面倒になる。
「〇〇ブルー」は、変化に際する時には必ず起こる。
その変化が、どんなに素晴らしいことでも起きる。
飲み会すら面倒になる。
でも、よほどの「人でなし」でない限り、他人と約束したからには、行くはずである。

やる気は、5分後にやってくる。
だから、とりあえず他人を巻き込んでやらざるを得ない状況に、自分を追い込む。

当たり前のようで、意外と軽視されている。やる気スイッチを入れるための極意である。

という訳で、千葉大附属小の公開研と、赤坂真二先生のセミナーのご案内。
◎第51回千葉大附属小公開研究会 7月6日(金)7日(土)開催
↓ご案内&申し込みフォーム 
http://www.el.chiba-u.jp/kenkyu.html

◎7月8日(日)10:00~16:00 会場:JR市川駅前ホテルを予定
 「最高の学級づくり パーフェクトセミナー」講師:赤坂真二先生
https://www.kokuchpro.com/event/07116f254ad2ad5e2d7fef184f3c9458/

やる気が出なくても動けない理由があってもいいので、まずは申し込むという1アクションをおすすめする。

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