タイトルは、赤坂真二先生編著の「学級を最高のチームにする極意」シリーズの最新刊名。
『気になる子を伸ばす指導』
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-185611-3
第一章の赤坂真二先生の項を見るだけでも勉強になる。
しかし、他の執筆陣も自らの体験を通して書いてあり、説得力がある。
クラスの「気になる子」を、どう捉えてどう指導したか。
クラスに「どうにも手に負えない」と思う子どもがいる場合は、特に一見の価値ありである。
私の書いた原稿のタイトルは
『「気になる子」こそ「神様」』。
気になる子どもは、ずばりクラス改革のキーマンである。
そして同時に
「2:6:2の中間層を落とさない」
ということにも触れている。
他の先生方の事例もかなり勉強になる。
タイトルだけ羅列する。
1章 ”気になる子”は学級が荒れる原因ではない
1ある教室の風景
2気になる子と学級の荒れ
3気になる子とは
4気になる子が特徴的な行動を繰り返すわけ(以上、赤坂先生原稿)
2章 気になる子を伸ばす指導 成功する教師の考え方とワザ
1まずはその子を好きになる
2「気になる子」が「気になる部分」とうまく付き合えるように
3「気になる子」ばかりを気にするな
4忘れがちなのは、まずは教師が心にゆとりを持つこと
5「気になる子」を支えるチームの力
6「気になる子」こそ「神様」(拙稿)
7あべこべ指導で学級を立て直す!
8教室の「気になる子」から学んだ指導の極意
書店で一度手にとっていただけたら幸いである。
2015年10月15日木曜日
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