2011年2月21日月曜日

全てをプラスに転ずる

生きていると「良いこと」と「悪いこと」が起きる。
その二つは、何を基準に分かれるのか。

物事の価値は、自分が決める。
青木仁志氏の講演で、次のような内容の話があった。
「(ガラスのコップを指して)これ、何に見えます?グラス?そうですか。水を飲む道具ですよね。
実はこれ、ペン立てなんです。つまり、使う人によって、意味や価値が決まるんです。」
かなり曖昧だが、そういう内容だった。

先の話に戻るが、何を基準に決めるか。
自分の心である。
良いも悪いも、自分の受け止め方次第である。
(もちろん、どう考えても良いと思えない出来事もあるのを認める。)

縄跳び関連で話を進めてきているので、それを具体例にして述べる。
例えば、縄跳び大会で優勝できた。
みんな大喜びである。
しかし、これを良いことにできるか、悪いことにしてしまうかは、担任次第である。
「努力は報われる。この自信をもとに、他のこともがんばろう!」と持っていければOK。
「他のチームもがんばった。その上での勝利。
表彰でも、一緒に頑張った他のチームに恥じないような行動をとろう」などと持っていければなお良い。
一方で「勝った勝った!」と喜んでばかりで、他のチームをけなすようでは、本末転倒である。
「どうだ、すごいだろ!」とおごってしまうようなら、こてんぱんに負けた方がプラスになる。

負けたら、ダメか。
それはない。
なぜなら、参加したチームの分だけ、負けが存在するのである。
算数の難問で「365チームでトーナメントをしたら、全部で何試合?」というものがある。
答えは、364試合。1試合で1チームずつ負けていくからである。試合数は敗北数と一致する。
したがって「負けたらダメ」理論だと、スポーツはやらない方が良いことになる。
むしろ、敗北から学べることの方が多い。
縄跳び大会なら、教師は「努力を認める」こと、「チームワークなど得たものを意識化させる」こと、
そして「先生の中では、間違いなく君達が一番かっこよかった」と断定的に肯定してあげること。
私なら、このあたりを意識して、結果をプラスに転じていく。

何事も、明るく前向きにとらえよう。

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