赤ん坊は、ほとんど何もできない。
寝っ転がって、泣きわめくことしか、自分を表現できない。
笑うことすらしない状態で生まれてくるのである。
それが、日を追うにつれ、だんだんできることが増えてくる。
母親としては、手取り足取り育ててきている訳である。
何もかも、心配でならないだろう。
4月、1年生を見送る母親の目に涙が光る訳がわかる。
しかし、子どもは成長している。
昨日できなかったことも、今日はできるようになっている。
子どもは、毎日「できないこと」「新しいこと」にチャレンジしているのである。
それを見守り、邪魔しないのが、周りの大人の役目である。
一番悪いのが、親や教師が先回りして勝手に判断したり、失敗させないようにすること。
小さな親切、大きなお世話である。
成功体験の大切さは分かる。
しかし成功の反対は失敗ではない。
成功の反対は何もしないことである。
挑戦を避けることである。
子どもの力を信頼して、どんどん自分でやらせよう。
挑戦する意欲を持つような環境を整えることが大人の役割である。
機会を設けてやれば、あとは自分でやる。
きめ細やかに指導したって、たかがしれてる。
自分で学ぶ者だけが、成長する。
それしか、成長の方法はない。
2011年2月5日土曜日
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