10月に受けた、赤坂真二先生の学級づくりセミナーからの学び。
ある校長先生の言葉で
「あたたかい学力」
をつけようとのこと。
つまりは「愛情ベースの論理」である。
この「あたたかい学力」とは具体的にどういうことを指すのか、自分なりに解釈してみた。
こういうことを考える時、私は得意の逆思考である。
「冷たい学力」を定義し、その逆を考えればよい。
冷たい学力。
それは、利己的な学力である。
自分だけがよければいいという学力である。
逆に言えば、あたたかい学力は、利他的であるといえる。
世に貢献する学力である。
冷たい学力。
それは、冷たく凝り固まった学力である。
応用が利かない。
決められたテストに対し、機械的に決められたように答える学力である。
公式の丸暗記などもこれに当てはまるだろう。
逆に言えば、あたたかい学力は、応用が利く学力である。
模範解答の存在しない問題に対し、立ち向かっていける学力である。
要は、あたたかい学力とは、クラス会議でつけようと目指す力そのものである。
他に貢献し、仲間と協力しながら、自分たちで答えを求め、新たな問題を発見していく。
これからの時代に必要な学力である。
子どもにつける学力の話のようで、これは大人にこそ必要である。
凝り固まった思考をしていないか。
身の回りにある様々な問題に対し「仕方ない」「そういうもの」と諦めていないか。
いや、そもそも問題を問題と捉えていないことこそ、最大の問題点である。
子どもに「あたたかい学力」をつけられるよう、自分自身にその力をつけたい。
2018年12月31日月曜日
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