2018年12月23日日曜日

会議の本質は、確認

木更津技法研での野口芳宏先生からの学びその2。
以前にも書いたことのある、会議について。

野口先生から、次のような話があった。

会議が長引く原因は二つ。
一つ目は、原案の不備。
二つ目は、司会が下手。
このいずれかだという。

また、次のような話もされた。

会議は、確認の場。
「どうしましょうか」なんて言うのは原案不備の証。
そして、上から下への伝達である。

ここからは私見。

会議と討議を混同しないことである。
「どうしましょうか」は、討議である。
だから、クラス会議というのは、会議というがその本質は討議である。
対話の場なので、上から下への確認の場ではない。

一方で、いわゆる職員会議は、会議である。
本質は委員会や内閣等の会議と同じである。
部署で決まった施策を実施することの確認を通す場である。

その場で「どうしましょうか」は、ない。
必要な質問には、提案者が的確に答える。
参加者の側は、反対の意見を言うなら、対案も示す必要がある。

会議は、もの言う場ではない。
確認の場である。
討議は、会議提案前の段階であり、事前に終わらせておくものである。
何といっても、会議はハイコストなのである。

「揉んでもらう」とよく言うが、その前に自分の頭で必死に考えるのが先である。
考える段階で、何度も上司なり関係者に相談するのが原則である。
そうなれば、上司の意見も入るため、無下に反対されることはなくなる。

会議は、確認の場。
委員会や官庁、一般企業等にとっては、常識である。
これを意識するだけでも、大きく変わるはずである。

0 件のコメント:

コメントを投稿

  • SEOブログパーツ
人気ブログランキングへ
ブログランキング

にほんブログ村ランキング