2018年4月11日水曜日

誰かのためは自分のため

東日本大震災から7年と1ヶ月になる。

私も過去何度もお世話になっている『被災地に学ぶ会』は、6月23日(土)にまた福島の南相馬市へ赴くという。
私は既に先約があって今回参加ができないが、今年も何かしらの形で関わっていく予定である。

大きなことというのは、自分一人の力ではどうにもならない。
正直、被災地でボランティアさせていただいても、自分ができることは、たかが知れている。

ただ、「自分ががんばってもどうせ」という精神は、あらゆることへの後退を促す。
あらゆるマナー違反もこの類である。
選挙の投票率がふるわないのもそうである。
そして、最後には「自分なんかどうせ」という、自分自身の存在への諦めにもなる。

ボランティアをして、救われたという話はよく聞く。
動物愛護センターの職員の方なども、動物を救うつもりが、いつの間にか自分が救われていたという話も聞く。
教師の仕事でも、教えてあげているつもりが、教わっている。
子育ても同様である。

要するに、他の人のためにやれることをやると、望むと望まざるとに関わらず、自分の生き方に影響を及ぼすということである。
ボランティアは、やったことのない人にとっては、やる前の敷居が高い。
やるためには、一度、一念発起して飛び込んでみるしかない。
そして、一度やってみれば「次も行こう」と思う人が多い。

このブログ一つが、何かを思い起こし、行動するきっかけになれば幸いである。

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