子どもの日ということで、子どもにちなんだ緩い話。
カップ麺。
レトルトカレー。
マック。
何かというと、「子どもが好きな食事」御三家である。
どれも、インスタントでファストである。
何度か紹介したかもしれないが、私の好きな話。
授業参観での作文発表の一場面。
「僕のお母さんは、料理が上手です。
一番好きなのは、納豆ごはんです。」
最高である。
子どもは意外と、「愛情のこもった手料理」を有難がらない傾向がある。
普段きちんとしたものを食べているからこそ、という面もあるかもしれない。
例えば私の幼なじみのI君は、小学生の頃、レトルトカレーを食べたことがなかった。
なので、彼の誕生日プレゼントに、インスタントの激辛カレーをプレゼントしてあげた。
彼の親がどんな反応をしたかはわからないが、今になって悪いことをしたと反省しきりである。
別の話。
私の知り合いの母子の話で、夕飯で娘(3歳)にカレーを作って出した時のこと。
食卓にはつくものの、なかなか食べない。
おもむろに席を立ち、食品棚からインスタントカレー(「プリ〇ュアカレー」)を取り出して一言。
「こっちがいい。」
母ブチ切れ。
どの家も、「そんなもん」である。
ただ面白い話で終わらせないで、考察してみる。
要は、子どもの「好き」に振り回されすぎないということ。
子どもの「好き」が「良い」とは限らないということである。
時に我慢をさせたり、好まないがやらせる必要もあるのではないかと思った次第である。
2017年5月5日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
前号の続き。 教師にとっては、結構知っておくべき「大切」な事ではないかと思う。 (そして、教師以外の人々には本当にどーでもいい話題であるかもしれない。) 例の如く野口芳宏先生よりずばり。 「課題」は出されたもの。 「問題」は感じたもの。 つまり、教師から与えたものが「学習課題」。...
0 件のコメント:
コメントを投稿