8月1日、に発刊された拙著
「子どもの顔がパッと輝く!
やる気スイッチ押してみよう!元気で前向き、頑張るクラスづくり」
飯村友和・松尾英明著 明治図書
今回はこの本から、夏休みの学びに関する記事を引用する。
(以下、引用)
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~感動は生もの。「今すぐ」「少し」やる~
「よーし!やるぞ!明日から。」こういうことは、よくあります。
特に、研修会やセミナーでたくさんネタを仕入れた後などに起こるやる気です。
やる気や感動は、生ものです。
放っておけば、どんどん鮮度が落ちます。
ネタも同様。語感からして、まさに生ものです。
感動したネタを、お刺身だとします。
そうだとしたら、いつ食べるのがベストですか?
間違いなく「今すぐ」でしょう。
そのまま放置して「三日後に食べる」という人は、いないと思います。
感動は、鮮度が命です。今のタイミングを逃さないことです。
しかし、実際には多くの感動を、使わないまま腐らせてしまいます。
すぐやれない原因は何でしょう?
その一つに、「大きく構えている」ことがあげられます。
実践前からあれこれ悩んで、取りかかりが遅れていないでしょうか。
ここで提案したいことは「小さく始める」ということです。
たくさん仕入れたネタの内、やれそうな一つをまずやってみるということです。
簡単にできるものがいいと思います。
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(引用終了)
この後、夏休みにやる気いっぱいになって、正月には忘れている、というイラストが続く。
そうならないためにどうするか、という話である。
夏休み中の研修内容は、すぐに実践できないのが悩みの種である。
インプットした分だけアウトプットするというのが原則なのに、子どもが目の前にいない。
だから、何かしらアウトプットの形を自分で決めておく。
メルマガやブログ、SNSなどで発信するのが一つ。
アナログに「やりたい実践ノート」などを作っておくのが一つ。
人に話すのも一つ。
できれば、全部やれた方が良いが、できないものもあると思う。
せっかくの学びを、自己満足で終わらせない為に、必ずアウトプットを心がけたい。
2014年8月16日土曜日
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