学校教育法第二十一条の目標を読む。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO026.html
それぞれ、次の活動や教科が中心に担っていると解釈した。
一 学級づくり
二 生活科・体験学習・環境学習
三 社会科・国際理解
四 家庭科・社会科
五 読書・国語
六 算数
七 理科
八 保健体育
九 音楽・図工
十 キャリア教育
なお、道徳は「教育活動全体を通じて行われる」ため、一~十のほぼ全てに関わる。
無論、他の教科等もそれぞれ横断的に関わる点があるのだが、中心はこのように読めた。
そう考えると、やはり学級づくりと道徳教育が、かなり重要な位置を占める。
二以降の学習を効果的に成立させる「磨き合う集団」にするためには、ここが外せない。
そもそも、学級とはいかなる集団なのか。
学級は、学習するための集団である。(この場合の学習は学力全般を含むが、それに限らない。)
磨き合う学習がなされない集団は、学級とはいえない。
まとまっているだけではダメである。
「学級崩壊させない・防ぐ・予防する」等は、結構な数の本のタイトルに使われている。
それだけ、現場教員が集団の形をキープするのに腐心しているということである。
しかし、本来ここが目標ではないはずである。
磨き合う集団をつくる最低要件を考えていく。
2016年10月11日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
前号の続き。 教師にとっては、結構知っておくべき「大切」な事ではないかと思う。 (そして、教師以外の人々には本当にどーでもいい話題であるかもしれない。) 例の如く野口芳宏先生よりずばり。 「課題」は出されたもの。 「問題」は感じたもの。 つまり、教師から与えたものが「学習課題」。...
0 件のコメント:
コメントを投稿