先月、単著が出版された。
著者インタビューもあるので、よければご覧いただきたい。↓
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/interview/?id=20160096
「切り返し」の技術。
そんな技術自分にあったかなと思うが、書いてみると、結構あったのである。
というより、どうやらこれで乗り切ってきたらしい。
「技術」と銘打ってあるが、中心は多分に哲学的な部分である。
ところで、この本の内容は果たして「正しい」のか。
そこについて考えてみた。
私が持つ、自分の最大の長所(見方によっては短所)の一つである。
それは、間違ってるかもしれなくても、とにかく発表する能力である。
突っ込める能力である。
恥をかけるということでもある。
これは、野口芳宏先生はじめ、諸先輩方のお陰でもある。
特に、今は休会させてもらっているが、俳句の会に入っていたのは良かった。
平均年齢65歳を軽く越え、上は90歳という中において、私なぞヒヨコもヒヨコである。
何を言ったところで、恥も何もあったものではない。
堂々と間違えられた。
正直、今回の本の内容が、正しいかどうかは、保証できない。
唯一、保証できる点は、どれも私が実際に使ってきたものであり、今の私を作ってきたという事実だけである。
そこに嘘、偽りは一切ない。
だからこそ、もしかしたら、批判の対象になるかもしれない。
世に著作物を発表するというのは、そういうことである。
それでも、出したいと思った。
教えている子どもの一人が、素晴らしい言葉を日記に書いていた。
「自分の中に答えを持つこと」。
「注意されるまで直さない」という行為に対し、これが原因ではないかと分析した様子。
要は、自分の答えがなく、何となくやっていないかという戒めである。
恐るべし、小学生。
要は、自分の中の答えとして、世に問うていきたいのである。
ぜひご一読いただき、加えて感想・コメント等もいただけたら、何よりの幸いである。
2016年3月20日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
前号の続き。 教師にとっては、結構知っておくべき「大切」な事ではないかと思う。 (そして、教師以外の人々には本当にどーでもいい話題であるかもしれない。) 例の如く野口芳宏先生よりずばり。 「課題」は出されたもの。 「問題」は感じたもの。 つまり、教師から与えたものが「学習課題」。...
0 件のコメント:
コメントを投稿