2014年6月25日水曜日

やる気スイッチは誰が押す

子どもを「やる気スイッチオン!」に持っていきたい。

教師自身のやる気スイッチオンにすることはできる。
極論、そうしようと思えばこれはできる。

しかし、子どものやる気スイッチオンにするというのは難しい。
やる気スイッチをオンにしようと思うようになるための手助けはできる。
しかし、実際にやる気を出すかどうかは、結局本人次第である。

やる気スイッチは自分が持っていて、自分にしか押せない。
そこに気付かせる指導が時に必要である。

子どもは(大人も?)勘違いしていることがある。
どこかに自分のやる気スイッチをオンにして、すごい力をつけてくれる人が現れると思っていることがある。
努力して勉強しなくても、いつか上手に教えてわからせてくれる人が現れると思っていることがある。

自分の頭の中身は、他人がいじることはできない。
手足を周りの人が一生懸命動かしてくれても、自分の筋力はつかない。
自分の足で立って、歩き出すしかない。
自分のやる気は、自分で出す。

そういう当たり前のことが、結構おざなりになっていないか注意する。
何でもやってもらおうという癖がついている子ども。
結果が悪いとすぐに周りに原因を求める子ども。
忘れ物の理由を聞いた時に「お母さんが準備し忘れた」など、言語道断。
全部自分の責任である。親や周りの大人に責任転嫁させない。

やる気を引き出す方法は色々あるが、やはり基本は目標をきちんと持たせることである。
やる気を引き出せないのは、教師として謙虚に受け止める。
しかしそこから先は、結局自分次第。
自分に起きることには自分で責任を持つ、という基本は、小さい内からでも教えておきたい。

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