以前紹介した次の本からの学び。
3ステップ「聞く」トレーニング
上嶋 惠著 さくら社
体を止めて話を聞く。
これができない子どもは結構いる。
注意をするが、なかなか直らない。
これはつい「やる気がない」「態度が悪い」だけと思ってしまう。
実は一部の子どもにとって、「トレーニングによる改善以外は不可能」とのこと。
著者の上嶋氏は最初の「床に寝る」からのステップを踏んだトレーニング方法を提唱している。
「体を動かす」=「聞いていない」の状態のため、当然色々なことができない。
「聞く」は学力形成の中心になる部分だからである。
体のコントロールの仕方がわからないだけで、トレーニングで改善可能だという。
つまり、その指導技術を持っていれば、聞けるようにできるということらしい。
自分のやり方が間違っていないか。
悔しいが、できないのは、結局教える側の責任である。
「その道のプロ」が教えたら、改善してしまう。
「同じことを何度も何度も繰り返し、異なる結果を期待すること。これを狂気という。」
とは、アインシュタインの言葉である。
謙虚に受け止め、自分自身をまず改善していきたい。
2014年6月17日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
前号の続き。 教師にとっては、結構知っておくべき「大切」な事ではないかと思う。 (そして、教師以外の人々には本当にどーでもいい話題であるかもしれない。) 例の如く野口芳宏先生よりずばり。 「課題」は出されたもの。 「問題」は感じたもの。 つまり、教師から与えたものが「学習課題」。...
0 件のコメント:
コメントを投稿