前号の続き。
休み時間にやる作業をいかに減らすか。
切っていいもの、ダメなものはどれか。
端的に言うと、「子どもの命や安全に関わるかもしれないもの」だけは切れない。
他は、後回しでも大丈夫である。
一つが、連絡帳や「マラソンカード」「プールカード」のチェックである。
保護者からの大切な連絡や、健康状態について書いてあることがある。
「コメントがある場合はこちらへ」などというように、他と区別して回収するなどして能率化を図る。
テストはどうするか。
放課後に全て回せば、とりあえずは解決する。
しかし、忙殺に拍車をかけることになるので、一工夫。
「終わった人から提出」で○つけするのはよくある手法。
漢字テスト程度なら、隣同士で○つけ&回収で、ざっとチェック。
点数の記録もまた時間がかかる。
少し勇気がいるが「点数を記録しない」という手もある。
単元を絞って記録する先生もいる。
「クラスのほぼ全員が100点」のような状態であれば、○つけも記録も楽々である。
つまり、「良い授業をする」ことが、能率化にもつながる。
(そもそも、それができれば苦労ないが。)
宿題も、なかなか切れないので工夫。
自主学習などは、班や隣同士でコメントする。
○つけも答えを掲示したりして、自分達でできるシステムにする。
相互交流にもなる。
また「きちんと見るけど基本的にコメントしない」と宣言しておく手もある。
真の理由をきちんと伝える。
ずばり「休み時間はみんなと話したり遊んだりしたいから」である。
(書くことが早い&得意な人は、本当はコメントも書いた方がいいとは思う。)
どうしてもじっくり見たいものは、子どもに頼んで預からせてもらう。
他にも色々あるが、視点は
A能率化できないか
Bやめられないか(他の時間に移せないか)
の2点。
2学期は、1学期よりも子どもと話をしたい。
2014年9月10日水曜日
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