前号の続き。
子どもとの「信・敬・慕」の関係をどうやって築くかについて。
以下、次の本の拙稿から引用する。
『思春期の子どもとつながる学級集団づくり(学級を最高のチームにする極意)』(赤坂真二編 明治図書)
https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-185824-7
=================
(引用開始)
『信・敬・慕』は、それぞれ連動して育つ一方で、特に効果的な活動があります。
『信』という字は、分解すると、『人』+「言」です。
つまり、言っていることとその人自身が一致している状態です。
言行一致です。
特に思春期の子どもは「立派なことを言っているが、先生はできていない」ということを見抜きます。
普段の生活でしている、何気ない口約束やルールなどを教師自身が守っているかが問われます。
いじめから守ってくれるというようなことも大切です。
逆に、その辺りができているだけで、ある程度信頼が得られます。
『敬』は、「すごい」と思われることで得られます。
単純に考えて、能力が上であれば、その点においての尊敬はされます。
「自分にはできないけれど、この人にはできる」ということです。
これは、授業で感じられます。
つまり「よくわかる授業」や「楽しい授業」によって、能力を伸ばしてくれることが条件です。
教師の高い専門的知識や技能が、ここで役に立ちます。
『慕』は、親しみを持たれることで得られます。
具体的には、遊びや会話です。
休み時間には、存分に遊んだりおしゃべりを楽しんだりして、関係性を築いていきます。
(一昔前には放課後や休日に一緒に何かをして仲良くなることも多かったようですが、時代の流れで現在では難しいでしょう。)
悩みを聞いたり相談に乗ったりすることも効果的です。
(以上、引用終了)
=======================
これらのことの大切さは思春期の子どもに限ったことではないのだが、関係性を築くための重要ポイントである。
「信・敬・慕」の関係を築くことは、日常から意識して指導に当たりたい。
2015年2月27日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
教室は、自分の考えを発表する機会が多い。 そして、声が小さいと聞こえづらい。 そうなると「大きな声で」という指導が入りがちだが、これだけだとうまくいかない。 前提条件がある。 まず、たとえ小さな声でも何とか聞こえる環境を作る方が先である。 原則は、仲間の発表中は全員が黙って聞く姿...
-
あいさつ運動、どの学校でもやるのではないかと思う。 しかし、なかなかできるようにならないのが実情である。 街中、都会になるほどしなくなる。 人が多すぎる為かもしれない。 それでも、学校はあいさつ指導の核になる場である。 (全ての教育の核は、学校である。地域の大人も学校の...
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
0 件のコメント:
コメントを投稿