2011年10月14日金曜日

国語の授業における学力向上

国語の学力とは何か。
もう少し具体的に言うと、どんな授業をすれば学力向上につながるのか。
漢字はわかりやすい指標の一つだが、当然これだけではない。

例えば、文学作品を教える時。
一つ一つの場面を詳しく見ていき、主人公の心情の変化を見ていくというようなものが多い気がする。
詳しく解説されるので子どもはなるほどと思うのだが、それで果たして学力はつくのか。
例えばその過程で「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」、それらを通しての「言語事項」のどの部分の力がついたのか。
そういうことがはっきり言える必要がある。
そこを考えて力がつく授業をしているのであれば、どんな教え方でも良いと思う。

さらに言うと、子どもが一人で他の文学作品を読む時やテストをする時に、役立つ力がついたのか。
そういう視点で見ると、力をつけるための授業を考えられるかもしれない。

なぜその活動をしているのか、時々自問してみる必要があるように思う。

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