2017年10月6日金曜日

心は見ているもののようになる

最近読んだ本からの学び。
「被災地に学ぶ会」に参加した際、次の本をいただいた。

『すぐに結果を求めない生き方』鍵山秀三郎著 PHP研究所
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-83854-0

この本の中で、
「人間の心は見ているものに似ていく」という言葉がある。
掃除が心をつくるということに繋がる話である。

全くその通りであると実感する。
特に学級の様子は、教室等のものの状態でわかる。
雑巾の干し方一つでも、ロッカーでも靴箱でも何でもいい。
見るからに荒れていれば、何かある。
当たり前だが、人間にはきれいな環境の方が快適である。
ほこりだらけだったり、ウィルスまみれの空気がいい訳がない。

心は見ているものに似てくる。
きれいなものを見ている方が、心が安らぐ。

ここをつくるのが掃除だが、掃除は「きれい」のきっかけである。
掃除を一生懸命やっていると、色々なことに気付く。
気になっていなかったところが、汚いことに気付く。
それを磨く。
自分の手が汚れる。
それがやがて、気にならなくなる。
「後で洗えばいい」という精神になる。
無私に近付く。

とはいえ、自分の手を汚すのは、普通は嫌である。
普通だからこそ、修行。
見ているもののようになるのだから、自分の目には、きれいにする自分を見せてあげたい。

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