2013年8月6日火曜日

失敗のゴールデンパターン

成功にはパターンがある。
これをやるとうまくいくという方法。
うまくいっている時は、気にならないので、流してしまうことが多い。
だから、なぜうまくいったのか気付きにくい。
しかも、パターン化可能なのだが、万能の効果が出ないのも成功パターンの特徴である。
誰かがやってうまくいったのに、自分がやるとうまくいかない。
前にやってうまくいったのに、今回はうまくいかない。
そういうことがあり得る。

うまくいかない時、失敗にもパターンがある。
これをやると必ず失敗するという方法。
こちらは、問題として改善したいので、気付きやすい。
しかし、改善するとすっかり忘れてしまうので、また繰り返すのも世の常である。
そして、こちらは成功と違い、割とどんな場合にも万能に効果があり、必ず失敗する。

「ゴールデン失敗パターン」を一つ。
それは「誰かの問題点を指摘して直そうとする」という行為。
誰かの問題点に焦点を当て、そこの改善に力を注ぐ、という方法である。

教室で例を挙げると、
1宿題をやってこない子どもへの説教
2掃除をさぼる子どもへの説教
3態度が悪い子どもへの説教
・・・・

大人の職場で例を挙げると
1仕事のミスが多い(気がする)同僚への批判
2仕事がいい加減な(気がする)同僚への批判
3態度が悪い(気がする)後輩への説教
4上司の悪口
・・・・

なぜこれをすると必ず失敗するのか。
これら全て「他人」と「問題」に焦点を合てているからである。
「説教」が効果を発するのは、相手が自分に対して素直な人の時だけのようである。
「批判」が効果を発するのは、前向きな研究会等の時だけのようである。

逆に、「自分」と「うまくいっている点」に焦点を当てると、成功するように思う。
結局「主体変容」「良い所を見る」のが、数少ない万能の成功ゴールデンパターンだと思う。

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