木更津技法研での野口芳宏先生からの学び。
1日は24時間。
これは誰でも同じ。
しかし、世の中には密度の濃い時間を過ごしている人もいる。
知事や国会議員など超多忙の職務に就く人は、分刻みで仕事のスケジュールが入っている人もいる。
野口先生はサークルメンバーに次の話をした。
「〇〇さん、あなた1日の内、何もしてない時間があるかい。」
「ありません。」
「普通はないな。では、そこに新しいものを入れるにはどうするか?
それには、隙間に楔(くさび)を打ち込むことだよ。」
つまり、新しい習慣を身につけるには、今ある時間の隙間を広げて無理矢理入れるしかない。
新たに習い事をしようなどと思う時には、これが必須になる。
サークルに参加する時なども同様。
「他律的自律」の回でも書いたが、「所属する」「出かける」という行為をとると、自然にそうなる。
つまり、新しいことを始めるにはどうするのか。
とにかく、やってしまうこと。
「できない理由を言わない」である。
言うは易く行うは難い。
行えるかどうかが勝負の分かれ目である。
2015年4月9日木曜日
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