夏休み、毎年恒例のある学習会に参加した。
会の始めの方で参加者による実践発表がある。
実践発表は、立候補による。
集まる人々が相当な実践家の方々ばかりで、発表はなかなか勇気がいる。
この会で、毎回発表している方がいる。
私よりも年は下だが、大変に優秀な方である。
二十代の頃に初めて参加してから「毎回必ず発表する」と決めたそうである。
この「決めた」というところが、非凡なポイントである。
決断とは「決めて退路を断つ」ことである。
恥ずかしながら、今回含め、この会で自分は一度も発表していない。
発表しなくても、参加はできる。
しかし、それではいけないと気付かされた。
他の会で自分が発表した時のきっかけを思い出すと、やはり「決めた」からである。
「チャンスがあったら手を挙げなさい」と尊敬する方に言われた直後、チャンスが来た。
だから、立候補した。
できる算段など全く考えず、とにかく決めた。
発表は大変だったが、確実に成長につながった。
予定でも習慣でも何でもそうだが、まず決めること。
やらない言い訳をしない。
決断の大切さを学ばせてもらった。
2013年9月1日日曜日
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