「本物の方と会うと、あまりにも皆、子どもなのでびっくりすると思います。」
(「忘れる練習・記憶のコツ」
アルボムッレ・スマナサーラ著 サンガ新書より引用)
以前紹介したことのある「怒らないこと」と同じ著者の本である。
この一文が、最近感じていたことにすごくマッチして、引っかかった。
色んな分野の「すごい人」に会って、話をきく。
教育関係以外に、一般企業の方と近づける機会もある。
「すごい!」と思う人は、みんなものすごい、「子ども」である。
何だか失礼に当たりそうなので、あからさまに個人名は出せない。
自分の尊敬する人を複数思い浮かべて勝手に分析し、その共通点を挙げてみる。
1 好奇心が異常な程強く、常に本を読んだり調べたりしている。
2 色んなところによく出かける。
3 礼儀正しく、腰が低い。礼が深い。(相手が目下の場合は、尚更。)
4 手紙を色んな人へよく出す。
5 意外な所でラフ。変な所がある。(癖がある。隙がある。)
6 色んな人に話しかけて、質問しまくる。
7 笑った顔が、子どもっぽい。
8 決めてから実行するまでが尋常でないほど速い。
9 口約束を必ず守る。
10 素直(吸収力がすごい。)
挙げてみると、ほとんどが「子ども」の要素である。
(3、4、9辺りは、礼儀正しさに関わる面で、大人として獲得するものかもしれない。)
すごい人は「礼儀正しい」+「子どもっぽい」が、キーワードのように思った。
2013年9月20日金曜日
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