校内学習会での気付き。
校内学習会で「憂鬱にならない方法はあるか」ということが話題になった。
私がここで提案したのは
「きちんと睡眠をとること」
である。
「夜によく眠るために日中全力で活動する」というぐらいに睡眠を優先する。
それぐらい、夜にきちんと眠ることは大切だと思っている。
しかしこの現代、睡眠不足の人は多いという。
眠りの質も問題になっている。
現代の人々の睡眠を阻害するものは何なのかを考えた。
人間が夜眠らなくなったのは、電球・電飾の影響である。
もちろん焚火や油を使うランプもあったが、電球が発明されてから、人類は夜も寝ないで活動できるようになった。
24時間営業のコンビニなど、今では珍しくも何ともないが、よく考えたら生物学的に不自然な時間に開いているといえる。
飲み屋が遅くまで開いているからこそ、終電も遅くなって翌日に二日酔いの人が出るのである。
特に現代はそれ以上に、スマホ、ゲームの影響が大きい。
もしこれらがなくなったら、やることがなくなるので、自然と早く寝ることになるだろう。
余計な欲望や行動を引き起こすものが存在させないのが最も楽な対処法である。
夜8時を過ぎてもテレビが何となくついているから、よく眠れないのである。
飲み会が遅くまであるから、寝るのがやたらと遅くなったのである。
(今は睡眠不足や肝臓の調子が悪い人が減っているのではないかと推測する。)
手元にスマホやタブレットがあるから、いじって脳が起きてしまうのである。
(人間の脳は蛍光灯やブルーライトの光と太陽の光とが区別できないらしい。)
これらを夜に遠ざけることができたら、睡眠の質も大幅によくなるのではないかと思う。
逆に、これらのものが、子どもの手元に日常的にあるとしたら。
スマホやタブレット端末にいつでもアクセスできる環境下にあったら、と考えると恐ろしい。
脳がどうこうの影響は正直わからないが、睡眠不足はこれらが引き起こしているように思えてならない。
よく眠ること。
そのために、余計なものは遠ざけること。
意外と大切ではないかと思うところである。
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