公開研究会の案内。
http://www.el.chiba-u.jp/kenkyu.html
以前にも紹介したが、私は、次の金曜日に4年生の「ネット型ゲーム」の授業展開を公開する。
ネットをはさんでボールをやりとりし、相手陣にボールを落としたら得点というシンプルなルール。
これだけのルールでかなりバレーボールに近付くとは思うが、そこからは工夫次第。
どんな作戦やルールを子どもたちがつくりながら展開がしていくかを見ていただきたい。
同日には2年生の表現リズム遊びも展開される。
ちなみに千葉市は、表現運動を長く研究している地域である。
千葉市から着任した同僚の授業展開なので、こちらもご覧いただきたい。
そして、今回お伝えしたいのが、午後の「教育フェア」。
選択式だが、ぜひとも体育に来ていただきたい。
2020年パラリンピックの種目である「シッティングバレー」を体験していただく。
1980年より正式に認定されている種目だが、意外と一般に知られていない。
障害の有無に関わらず楽しめる、ユニバーサルデザインな種目である。
運動が苦手という人ももちろん大丈夫。
勝負の分かれ目は「作戦」と「チームプレー」。
ぜひ一緒に「アクティブ・ラーニング」の授業を体験していただきたい。
なお、一日を通して、文科省の高田彬成先生にご指導をいただける。
高田先生は「体育科教育」等の体育専門雑誌執筆を始め、数々の場で講演もしている体育界の「オピニオンリーダー」である。
現在の体育科教育の第一人者といえる。
なぜそんなビッグネームを本校体育科のためだけに呼べたかというと、それはいわゆる「縁」と「運」である。
人が人を呼び、繋がる。
私は、ご存知の通り運がいいので、「運」ばれてきた縁で繋がれた訳である。
次期学習指導要領のことについても質問できる大チャンスである。
授業後の分科会はもちろん、教育フェア1のシッティングバレーの後でもご講義をいただく。
ちなみに、教育フェア1がジャージ着用なので、そのままの恰好で参加していだたいてOKである。
文科省の有名な先生の話を、実技を交えて聞けるまたとないチャンスである。
(そして、シッティングバレー自体が、単純に楽しい。)
6月23日(金)は「本校児童のために、文科省の先生へ次期学習指導要領の体育を学びに出かけます」で決まりである。
学校にとっても、必要な学びのはずである。
特に体育主任なら、尚更言いやすい。
年休よりも、「出張」で堂々と来て頂きたい。
また、2日目は体育の授業が1本と、全体講演もある。
こちらは、5年の「バスケットボール」の授業展開である。
私の同僚が尊敬してやまない、印西市の鈴木弘之先生が講師である。
私も初めてお話が聞けるので、この日も楽しみである。
なお、2日間にわたり、体育館前では明治図書や各出版社のブースが出店される。
私の著書もあるので、まだの方はお手にとっていただきたい。
皆様と直接お話する機会がもてれば幸いである。
2017年6月18日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
教材研究という言葉が一般的である。 教えるために、教師として教材を読むのが教材研究である。 (まるで私がわかった風な口をきいているが、完全に野口芳宏先生の受け売りである。 以下同様。) 教材研究の前にすべきは、素材研究。 教えるためでなく、一読者として作品について調べ、読み込む...
-
前号の続き。 教師にとっては、結構知っておくべき「大切」な事ではないかと思う。 (そして、教師以外の人々には本当にどーでもいい話題であるかもしれない。) 例の如く野口芳宏先生よりずばり。 「課題」は出されたもの。 「問題」は感じたもの。 つまり、教師から与えたものが「学習課題」。...
0 件のコメント:
コメントを投稿