2013年12月8日日曜日

反応も型から

芸事のステップは「守破離」。
まずは「守」、つまり型を身に付けるところからである。

発言に対する反応も、自然にできれば問題ないが、教えないとできないという面がある。
反応の「型」を指導する方法を一つ紹介する。

以前受けた講座(講師は大阪の金大竜先生)で、次のような指導場面があった。
「あ~」
「へぇ~」
「なるほど~」
と3つの言葉を板書する。
3つの内の一つを指したら、参加者は一斉にその言葉を言う。
これを何回か練習する。

参加者の一人が前に出てスピーチをする。
何か言う度に、講師がその内の一つを指す。
そこに一斉に反応する。

「私の趣味は○○です。」
「へぇ~」
「○○なところが好きです。」
「なるほど~」
「○○もいいです。」
「あ~」
といった具合である。

まあ、ちょっとしたゲーム感覚である。
肯定的な反応なので、話しやすいようである。

これを、学級会でやってみた。
お楽しみ会のアイデアを出すという場面である。
すると、いつも以上に意見が活発に出た。
いつまでもこれではいけないが、反応の一つの練習であることを伝えた。
4月からやっておけば、今の時期には自然にできるようになっていたかもしれない。

一つの型として、紹介してみた。
試してみていただければ、効果が実感できると思う。

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