発言するというのは、なかなか勇気がいる行為である。
自分を表現する、自分自身を人の目にさらすということである。
考えてはいるけど、発表できなかった、などと子どもが言う時がある。
学級会などで発言するのは、なかなか気合いがいる。
しかし、勇気を持って何か言うことが大切である。
何か言おうという気を持つには、気合いがいる。
「言う気」を持とう。
勇気を持とう。
そんな風に語呂合わせで指導する。
そして、帰りの会で毎回きく。
「今日、1回以上自分から手を挙げた人?」
少しずつだが、手を挙げようという気風が育つ。
基本的には、いきなり指す方がよいと考えている。
そうしないと、手を挙げない子どもの声が聞けないままという事態が起きる。
また、いきなり指名は授業に集中しやすくなる効果もある。
しかし、手を挙げる意思選択の力もつけたい。
指名方法も、通り一遍でなく、ねらいを持って選択していきたい。
2012年11月23日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
名称の謎の話。 小学校で行う跳び箱の切り返し系の技といえば、開脚跳びとかかえ込み跳び。 かかえ込み跳びは「閉脚跳び」とも呼ばれる。 名称が二つあるのは、学習指導要領での表記の変遷による。 以下、体育の豆知識。(興味ない方は読み飛ばしていただきたい。) かかえ込み跳び...
-
実習生にした話。 AとBで迷った時はどうするか。 AとB、それぞれのメリットとデメリットを羅列する。 メリットが多く、デメリットが少ない方を選ぶ。 その際、「安全」にデメリットがある場合、これは最優先で取り除く。 体育の授業における例としては ・帽子を被らせるか否...
-
若い先生方、あるいは教育実習生からなどでもよく聞くのが「叱れない」「注意できない」という悩みである。 子どもとの関係性が壊れるのが怖いのである。 ここについて述べる。 まず、叱るという行為だが、これは基本的には人間関係ができてからでないと、本来の正しい効果を期待できない。 叱る...
0 件のコメント:
コメントを投稿