2013年10月3日木曜日

初心に返る

過日、教員採用試験があった。
採用試験に臨むにあたり、必ず問われること。
「何で教師になったのか」

この初心に常に立ち返ることが大切であると思う。
いつのまにか、日常に忙殺されていて、ここを忘れがちである。

私は、友人が不登校気味だった。
学校が楽しくないのかもと思った。
だから、学校を楽しい場にしたいと思った。
(今となって考えると、それだけではなかったこともわかるが。)

友人によく算数を教えていて、「お前教えるの上手いな」と誉められた。
「人に勉強を教えるのって楽しいかも」と思った。
みんな勉強がよくわかれば、学校がもっと楽しくなるのかもと思った。

外で遊ぶのが大好きだった。
毎日体育があったらいいのにと思った。
先生になったら、毎日体育にして、毎日外で楽しく遊ぼうと思った。
(毎日体育は無理だとわかったが。)

そんな風に思い出して、二学期の学級スタートを考えた。
要は「楽しさ」が動機である。
それも「人との関わり」「授業」「遊び」の3要素が基本である。
ここは、人によって違っていい。
ここをベースに、2学期の始めに何をするか絞っていった。

いつでも迷ったら「何で教師になったのか」。
初任の自分や、学生時代の自分に訊ねてみるのも手である。
結構、最適な解が返ってくる。

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