2013年6月9日日曜日

主体変容につきる

礼儀正しく、相手を大切にする、社会に通用する人を育てたいと思う。
その為に、教師としての自分は何をするべきか。

「子どもは大人の鏡である」という原理を使う。

先の例でいくなら、同僚の先生への自分の接し方である。
クラスの仲間というのは、教師の社会に置き換えると、同学年教師集団が一番近い。
子どもは、先生同士の関係ややりとりをよく見ている。
どの先生が立場が上だとか、この先生は軽く扱われているとか。

どのクラスの子どもにも絶対、「うちの担任は軽く扱われている」というような思いを抱かせてはいけない。
それは、教室での不当な差別を生む。
教師集団である以上、教師は互いに尊重する態度を見せたい。
一方で、年上の方を敬う姿勢、年下の先生に対しても尊敬する姿勢が必要である。
校長先生は絶対に先生達のトップであることも示す必要がある。
教頭、教務なども同様である。

立場の上下は礼儀を持ってきちんとし、人間としては互いに尊重する。
能力の違いについても同様である。
教師がそういう態度を見せないで、子どもが助け合う集団になろうはずがない。

勉強しない。
あいさつしない。
歌わない。
掃除しない。
態度が悪い。
いじめや差別がある。
・・・

子どもに対して問題を感じたら、それは悔しいが、認めたくないが、全て自分のことである。
つまり、主体変容につきる。

私は、冒頭に述べたようなことを子どもに身に付けさせたい。
だから、同僚の先生方を大切にして尊重することが一番の近道である。

理想の子どもの姿から、自分の理想の姿を意識するのもいい方法だと思う。

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