2012年1月27日金曜日

ゴールを明示する

3学期の始めに何をするか。

1年の目標を発表させる学級もあると思う。
しかし、実際に今の学級を持てるのは3月までだ。
持ち上がるにしても、3月が一旦の区切りである。
そうなると、残り約2ヶ月で終了すると考える。
全てが、残り2ヶ月である。

ゴールの明示が必要だ。
学級としてのゴール。
個人としてのゴール。
これを、はっきりさせる。

学級としてのゴールは、教師が示す。
大縄や8の字跳びなど、3学期に何かの大会がある学校は、それを利用しても良い。
「○回達成」「優勝」などは、学級をまとめる上で非常に役立つ。
そこに達成パーティーなどをくっつければ、より思い出に残るものになる。

「逆上がり全員達成」「二重跳び全員○回達成」などの運動の目標。
「学力検査平均○点以上」「漢字全員満点」などの学力面での目標。
「毎日全員で奉仕活動」などの生活面での目標。
何でもよい。いくつあってもよい。
とにかく、全体としてまとまって一つの方向に向かえるものであればよい
できれば、学級会などで話し合って、子ども達からの意向も一つ二つ取り入れるとなおよい。

個人としては、その子に応じたものを確認する。
1年間自分が持って、この子がこう変わったと言えるようにしたい。
これは、というものに絞る。
対人関係面や掃除の態度などの生活面でもよい。
先の「逆上がり」「二重跳び」「学力検査」等を個人のものにしてもよい。
本人が設定しても良いが、担任として勝手に決意しておいてもよい。
いずれにせよ、最終的に「できた」「伸びた」が実感できるものがよい。

好きな言葉を一つ紹介する。
「足踏みしてても、クツは減るぜ」(サンクチュアリ出版創業者 高橋歩)
ほっといても3月はやってくる。
どうせなら、自分から向かっていきたい。

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