2012年1月16日月曜日

自分の責任だと思わせる その2

大縄練習を休み時間にやると決まっているとする。
冬だと寒い。
ダラダラして、なかなか教室から出ない。

しかしせめて自分だけはちゃんとやろうと、練習時間になったらさっと移動して準備する。
練習時、縄のタイミングがずれても、「自分だけは跳ぶ」という集中力を持って跳ぶ。
仲間の「がんばろうぜ!」の声かけにも、自分だけでも「おう!」と返事する。

こういうメンバーが何人いるかで、最高回数が決定する。
大抵は、「みんなこうだから」と安きに流れ、無責任だからすぐにひっかかる。
もし1人で跳んだ時、平均100回に1回ひっかかるとする。
そのメンバーが一斉に20人で跳んだら、大体5回程度でひっかかるのである。

考え方として、100の数の内の20カ所にランダムにマークをつける。
たまたま「100」に20個マークが入ったら、記録100回である。
それは奇跡に近い。
20個打つマークの内、最低の1つのマークの記録になる。
たとえ19個が「100」でも、「10」にマークが一つ入ったら、記録10回である。
(もし1000回に1回の人なら、10や100など低い数にマークが入る可能性は非常に低くなる。)

しかしみんな「自分は、100回に1回しかひっかからない」と、自分の責任だと思ってない。
無知なのである。きちんと教えた方がよい。

逆に、全て自分はきちんとやる、責任をとるという態度ならどうか。
自分以外がひっかかっても、「声かけが悪かったか」「列からずれたのかも」と自分に原因を考える。
チームの責任は常に自分の責任だと思うので、話し合いにも真剣に参加する。
リーダーは当然こういう人間なのだが、メンバー全員がリーダーのマインドに近づく必要がある。

全ては自分の責任ですという人間が集まる時、前向きな力が生まれてくる。

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